教員紹介

教員紹介

菅 泰雄

日本文化学科
菅 泰雄 教授
Suga Yasuo

担当科目 日本語学概論Ⅰ、Ⅱ、日本語学Ⅰ
研究テーマ 一口に日本語と言っても、さまざまな日本語があります。地域によることばの違い、いわゆる方言もその一つです。方言を調べると、万葉集や源氏物語など古い日本語の姿をとどめているものもある一方で、日本語の変化を先取りしていると思われるものもあります。その中には、ことばの乱れや誤りとして批判される現象もあるのですが、「美しく正しい日本語」という呪縛から解き放たれて、それらを冷静に検討すると、そこにはそれなりの合理性が認められます。古代語と現代語と比べると分かるように、日本語も時代の流れとともに大きく変化してきました。言語は変化するものだとよく言われますが、そのような変化はどのようにして起こるのでしょうか。それを解決する方法の一つとして方言研究があります。ことばが変化するというのも、結局はそこに人間が関わっています。ことばの地域差、言語接触によることばの変容を通して、人間とは何かを考えることを研究のテーマとしています。
おすすめの一冊 『日本語ウォッチング』井上史雄(岩波新書)
主な著作・論文 「『雰囲気』その読みと発音-北海道における高校生の使用を中心にして-」(見野久幸との共著)『北海道方言研究会20周年記念論文集 ことばの世界』(北海道方言研究会)、1994年
「徳島県からの移住者のことば-本別町の場合-」「淡路島からの移住者のことば-静内町の場合-」 『徳島県から北海道への移住者に関する研究-言語変容を中心に-』平成15年度~平成16年 度科学研究費補助金(基盤研究C(1)研究成果報告書、研究代表者:小野米一、研究課題番号:15520292)、2005年
『北海道方言は今 ― 形容詞語彙40語の意味・用法と分布・動態 ―』(見野久幸との共著)私家版、2005年
「受身の構文と意味-その分類と「利害」の意味-」『国語国文研究』(北海道大学国語国文学会)第63号 1980年
「アイヌ語静内方言話者の日本語音声と語彙」「国語国文研究」(北海道大学国語国文学会)第90号 1991年