イベント

掲載日:2019.07.04

2019年6月27日(木)に、昨年度より人文学部で企画している「北海道観光・地域振興特別講座」の第6回目が開催されました。今回の講座では、北海道北部の中川町総務課企画財政室の高橋直樹氏(本学OB)を講師としてお招きし、「道北中川町1500人の未来―雑誌『スロウ』の世界広がる中川町の森林―」と題してご講演いただきました。

中川町について、移住者獲得目標や現状をご紹介いただき、人口減少が続き「観光空白地帯」と呼ばれる中でのさまざまな取り組みについて、中川町の森・木材の特徴と、それらを町づくりや観光にどのように生かしていったかを、「地方「創」生」や「観「光」」といった言葉にも着目してお話しいただきました。

人文学部と連結協定を結んでいるソーゴー印刷が刊行する雑誌「スロウ」との関わりについてもお話しいただき、講演後には、ソーゴー印刷と中川町が協働して実施する本学部のインターンシップにも参加希望者が現れるなど、熱意溢れるお話に感銘を受けた学生も多く、北海道の地域振興への関心の高さもうかがえました。

今年度の北海道観光・地域振興講座は、鶴雅ホールディングス株式会社、しりうち観光推進機構の方にご講演いただく予定です。詳細が決まりましたら、学部のウェブサイトやFacebookでもご案内します。多くの皆様の参加をお待ち申し上げます。