関本 真乃

関本 真乃セキモト マサノ

SEKIMOTO Masano
日本文化学科
准教授

取得学位 博士(文学)(京都大学)
担当科目 日本文学史Ⅰ 日本文学特論Ⅰ 日本古典文学Ⅱ
専門分野 国文学
研究テーマ 中古中世の文学、特に鎌倉時代の作り物語を中心に研究しています。主な関心の一つは、『源氏物語』をはじめとする文学作品がその後どのように享受されていったのかということ、もう一つは、文学作品がそれぞれどのような文化、社会の中で成立したのかということです。それらを明らかにすることを通じて、当時生きた人々の価値観を知り、有機的な人間社会のありようを解明することを目指しています。人間のありかたを追究したいという思いが研究の出発点です。
おすすめの一冊 『井上靖全詩集』(新潮社)
おすすめの作品 『THE FIRST SLAM DUNK』
主な著作・論文 「『いはでしのぶ』巻四の再解釈―伏見大君を中心に―」(「国語国文」86巻4号 2017)
「顔を隠す女君」(岡田貴憲・桜井宏徳・須藤圭編『ひらかれる源氏物語』 勉誠出版 2017)
『後嵯峨院時代の物語の研究―『石清水物語』と『苔の衣』―』(和泉書院 2018)