北海学園大学人文学部プロデュース「人文学の挑戦」は、本学部教員の研究成果を広く社会に還元するイベントです。 どうぞお気軽にご参加ください。
第35回「人文学の挑戦」
「もう差別なんてない」と思っているあなたへ―アメリカのこれまで、日本のこれから―
差別について論じようとすると、「もう差別なんてない」とか「差別でなく区別なのだから問題ない」とか「今や逆差別こそが問題だ」などと反論されることがあります。でも、ジェンダー・ギャップ指数が世界最低レベルのこの国では、進学、就職、結婚と「世間」に踏み込んでいくほど、女性であることで別扱いを受けます。外国人や自己主張をするマイノリティが増えるなか、ネット上でもリアルでもヘイトが蔓延しています。そう、「差別」は、どこにでも存在しているのです。見えない/見ないだけで。
第35回人文学の挑戦では、『「もう差別なんてない」と思っているあなたへ―アメリカの経験から日本の現在と未来を考える』を小鳥遊書房から上梓した本学部の大森一輝教授が、共著者の森川美生氏(本学および北星学園大学非常勤講師)とともに、「差別をなくそうとするのは正義の押し付けなのか」について問題提起します。
第35回人文学の挑戦では、『「もう差別なんてない」と思っているあなたへ―アメリカの経験から日本の現在と未来を考える』を小鳥遊書房から上梓した本学部の大森一輝教授が、共著者の森川美生氏(本学および北星学園大学非常勤講師)とともに、「差別をなくそうとするのは正義の押し付けなのか」について問題提起します。
日時 | 2024年10月20日(日)14:00~15:30 |
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場所 | 紀伊國屋書店札幌本店 sapporo55ビル1F インナーガーデン |
講師 | 大森一輝(北海学園大学人文学部英米文化学科教授:アメリカ史) 森川美生(北海学園大学、および北星学園大学非常勤講師:ジェンダー研究) |
参加方法 | 参加無料、事前登録不要 |
問い合わせ先 | 北海学園大学人文学部英米文化学科教授 柴田崇(shibata_ta@hgu.jp) |