過去の人文学の挑戦
第34回「人文学の挑戦」
『源氏物語』の女君たち
2024年の大河ドラマの主人公紫式部が作者であることから、改めて注目が高まっている『源氏物語』。日本古典文学の最高峰とされ、千年以上にわたって読まれてきたその魅力を支えているのが、人間味あふれる女君た...
第33回「人文学の挑戦」
『あたたかき日光(ひかげ)三浦綾子・光世物語』刊行記念トークショー: 『氷点』と『笑点』――三浦綾子と落語!?
第33回「人文学の挑戦」では、本学部教授田中綾の小説『あたたかき日光ひかげ三浦綾子・光世物語』出版を記念したトークショーを企画しました(サインも承ります)。ゲストに、本年抜擢で真打に昇進した林家つる子...
第31回「人文学の挑戦」
「アイヌ文化を求めて――もの、こと、ことば」
『アイヌ語・ロシア語辞典』(寺田吉孝ほか訳)「150年前にロシア人医師が樺太でアイヌ民族と親しく付き合い、リアルな生き生きとしたアイヌ語を収録した貴重な辞典」『アイヌ文化史辞典』(手塚薫ほか編)「アイ...
第30回「人文学の挑戦」
「となりのサイボーグ 身体拡張のテクノロジー?」
SFの世界で活躍するサイボーグを思い浮かべて下さい。人間とロボットの狭間で苦悩する姿に共感したり、その超人的な能力に憧れ、恐怖を感じた人もいることでしょう。では、ある昼下がり、隣にサイボーグが座ってい...
第29回「人文学の挑戦」
「バナナの足、世界を駆ける」
バナナは甘くて黄色い果物、なだけではありません。実は、わたしたちが知っているのは、バナナのふたつの世界の片方だけです。もうひとつの世界のバナナは、ひとつの畑にたくさんの種類があって、料理したり、お酒の...
第28回「人文学の挑戦」
「いろは」の19世紀—文字と教育の文化史
第28回「人文学の挑戦」では、今年3月に『「いろは」の十九世紀—文字と教育の文化史—』(平凡社)を出版した日本文化学科講師の岡田一祐さんが、本書の内容を元にお話しいたします。「いろは」と19世紀とは、...
第26・27回「人文学の挑戦」
『書棚から歌を 2015-2020』刊行記念
本学日本文化学科の田中綾先生が北海道新聞に連載中のコラム「書棚から歌を」が、新書版で刊行されました。これを記念し、第26回および第27回「人文学の挑戦」を開催します。第26回と第27回は、基本的に同一...
第25回人文学の挑戦(オンライン開催)
世界遺産を読み解く −人文学への招待−
2020年秋に、北海学園大学人文学部の教員でチームを組み、世界遺産に関する考察を入り口に人文学の魅力を知ってもらいたいという思いを込めて、『世界遺産とは何か? さまざまな「物語」を読み解く』という本を...
第22回人文学の挑戦
『麻雀の誕生』を語る
世界各国で遊ばれているマージャン・ゲーム、それ自体は、中国ギャンブル・ゲームのきわめて長い歴史上で、比較的最近(といっても150年あまり前)に生まれたものです。したがって、19世紀後半というその誕生の...