北海学園大学人文学会第12回大会報告

2026年1月22日(木)、第12回の北海学園大学人文学会を開催しました。
非学会員含め32名の参加者にお集まりいただきました。
今年度の大会では、すでに生活の一部となりつつある生成AIが、人文学部で行われる教育に対して持つ意味を考えました。 まず、発表者のジェレミ・ブシャー氏が「生成AIと人文学部の教育」(GenAI and Education in the Humanities)のタイトルで発表を行いました。
ブシャー氏はは批判的実在論の立場から、レポート執筆や言語学習における生成AIの使用は、複雑で困難な営みに取り組み、誤りを重ねながら自らのアイデンティティを形成していくことを阻害すると論じました。
続いて、指定討論者の柴田崇氏が「時代が求める人文学教育」の題でブシャー氏の発表に対して応答しました。
柴田氏はAIと教育をめぐる近年の動向を紹介した上で、「リテラシー」の変化に注目することで、読む(観る)ことにはAIの使用を推奨しないが、書く・話すやその他の活動についてはAIを使用する可能性を指摘しました。
柴田氏の応答に続き、来場者の皆さんも交えて全体での討論を行いました。

発表者

ジェレミ・ブシャー
「生成AIと人文学部の教育」

指定討論者

柴田崇
「時代が求める人文学教育」/p>

司会・進行

柴田崇
柴田崇(北海学園大学人文学部)