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掲載日:2021.07.26
2021年7月25日(日)、第25回「人文学の挑戦」が開催されました。「人文学の挑戦」としては初めてのオンライン開催となり、北海道内の各地から約25名にご参加いただきました。今回は、2020年9月に北海学園大学人文学部の複数の教員が参加して出版した書籍『世界遺産とは何か? さまざまな「物語」を読み解く』の第5章を執筆した柴田崇さん(人文学部英米文化学科)と第3章を執筆した鈴木英之さん(人文学部日本文化学科教授)が、それぞれの章の内容を紹介しました。
柴田さんはメディア論を専門とする立場から、活版印刷術の世界史的意義の考察を元に、教育やITの展望を語りました。日本思想史を専門とする鈴木さんは、「信仰を守った」と語られがちな潜伏キリシタンの信仰を、シンクレティズム(宗教の混合)と理解することができるという見方を紹介しました。